【実例あり】書類選考に通らなかった私が、3週間で内定を取れた理由

2025.05.02

転職活動を始めたものの、書類選考がまったく通らずでしたが、ちょっとした見直しを重ねたことで、3週間後には複数社から書類通過、そして念願の内定を得ることができました。

本記事では、私が実際に行った「5つの改善ポイント」と、書類通過率が劇的に変わった理由をリアルにお伝えします。書類選考でつまずいている方の参考になれば幸いです。








1、書類選考が通らなかった私の転職スタート時

転職活動スタート時の状況と応募数

転職活動を始めた当初の私は、とにかく早く次の職場を決めたくて焦っていました。業界や職種も絞らず、条件だけで求人を選び、わずか10日で20社以上に応募。

自己分析も甘く、準備不足のまま突っ込んだ結果、当然ながら書類選考は通らず…。いま思えば「とにかく数を打てば当たる」方式では、採用担当者の心には届かないと痛感しました。



なぜか全然通らない…落ち続けた理由とは?

書類を出しても出しても通らない…。当時の私は「経験もあるし、それなりに書けてるはず」と思い込んでいましたが、落ち続けた理由は明確でした。

それは、“誰にでも当てはまる内容”だったこと。

職務経歴書はただの業務の羅列、志望動機も企業ごとに変えず、テンプレのまま送っていたのです。企業側からすれば、「この人がうちに来る理由」がまったく見えない。通らないのは当然だったと、後になって気づきました。

当時の職務経歴書&履歴書の内容

当時の私の職務経歴書は、「○○の業務を担当」「売上管理を経験」といった事実を並べただけの内容でした。成果や工夫、数字的な実績はほぼゼロ。

履歴書も志望動機欄は「貴社の業務内容に魅力を感じたため」とテンプレ文そのまま。これでは採用担当者に熱意も強みも伝わらず、“埋もれる書類”になっていたのだと今ではよく分かります。

書類は「読まれる前提」で書いてはいけないと痛感しました。





2、書類通過ゼロから脱出するためにやった5つのこと

① 転職エージェントに初めて相談してみた

転職活動を始めた当初の私は、とにかく早く次の職場を決めたくて焦っていました。業界や職種も絞らず、条件だけで求人を選び、わずか10日で20社以上に応募。

自己分析も甘く、準備不足のまま突っ込んだ結果、当然ながら書類選考は通らず…。いま思えば「とにかく数を打てば当たる」方式では、採用担当者の心には届かないと痛感しました。







② 職務経歴書を“ストーリー化”して修正

転職エージェントのアドバイスで特に効果を感じたのが、職務経歴書の“ストーリー化”でした。

それまでの私は、業務内容を箇条書きにするだけで、自分の成長や成果がまったく伝わらない内容に…。

そこで、「どんな課題にどう取り組み、どんな成果を出したのか」を具体的に書くように修正。数字やエピソードを交えて伝えることで、読み手にイメージが伝わりやすくなり、書類通過率が一気に上がりました。



③ 志望動機のテンプレ思考を捨てた

以前の私は、「成長できる環境に惹かれました」など、どの企業にも通じるテンプレートのような志望動機を書いていました。しかし、それでは相手の心に響かないと痛感。

そこで意識したのが、“その企業だからこそ応募した理由”を明確に伝えること。企業の理念や事業内容、自分の経験との接点を深掘りし、具体的に落とし込むことで、ぐっと説得力のある志望動機に変わりました。その結果、書類選考の通過率が明らかに改善しました。



④ 応募企業の業界研究を深掘りした

志望動機や自己PRに説得力を持たせるためには、業界研究が欠かせないと気づきました。それまでは企業のホームページを軽く見る程度でしたが、同業他社との違いや業界の動向、課題などを調べることで、「なぜこの企業なのか」を語れるように。

特に、業界の中でその企業が担っている役割や強みに触れることで、書類の内容に深みが出ました。企業研究ではなく“業界研究”を意識することで、書類の質が一段上がった実感があります。



⑤ 書類通過率の高い求人に戦略的に応募

数打てば当たる、という考えで片っ端から応募していた私ですが、それでは効率も成果も出ないと反省。

そこで、過去の職歴やスキルとマッチしやすい求人や、応募条件が自分に合っている求人を厳選し、「書類通過率が高そうな求人」に絞って応募するように戦略を変えました。また、エージェント経由で“書類通過率が高い非公開求人”を紹介してもらえたのも大きかったです。的を絞ったことで、無駄な落選が激減しました。





3、書類選考に通らない人へ伝えたい3つのこと

まずは「型」より「中身」を見直すべき

書類選考で落ち続けていた頃の私は、「フォーマットは整ってるし、見た目は大丈夫」と“型”ばかりを気にしていました。でも本当に大切なのは中身。

採用担当者が知りたいのは「この人が自社にどう貢献できるか」であり、見やすさより伝わりやすさ。実績・成果・想いを“自分の言葉で語る”ことが、何よりも重要だと実感しました。型をなぞるだけでは、他の応募者との差はつきません。



「書く前に伝えること」を整理しよう

職務経歴書や履歴書を書く前に、まず整理すべきなのは「自分は何を伝えたいのか」ということでした。いきなりパソコンに向かっても、伝える軸がないと情報が散らかってしまい、結局“読まれない書類”になりがちです。

私は、これまでの経験・実績・強みを紙に書き出し、「この企業にどんな価値を提供できるか?」を明確にしたうえで書類を作成するようにしました。これだけで、内容に一貫性と説得力が生まれました。





一人で悩まず、プロに頼るのも大事

転職活動では、うまくいかないことを一人で抱え込みがちですが、行き詰まったときこそプロに頼るのが正解だと感じました。私は転職エージェントに相談したことで、職務経歴書の添削や自己PRのアドバイスをもらえ、視点がガラッと変わりました。

自分では気づけなかった弱点やアピールポイントを客観的に教えてもらえるのは大きな強みです。悩みを共有できる相手がいるだけでも、前向きに進めるようになりました。







4、まとめ:書類選考の準備から変われる

書類選考に通らない時期は本当につらく、自信を失いかけることもありました。でも、書類の内容を見直し、戦略的に動くことで結果は確実に変わります。職務経歴書や志望動機は“自分を伝える武器”であり、ただの書類ではありません。

たった一通の書類が、未来を変えるきっかけになります。今つまずいている人も、行動を変えればきっと流れは変わります。まずは一歩、小さな見直しから始めてみてください。



書類が通らず悩んでいた私でも、ちょっとした見直しで内定にたどり着けました。今つまずいている方も、必ず突破口はあります。焦らず、着実に進んでいきましょう。



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