【未経験からのキャリアチェンジ】営業職から“コンサル・企画”に転職した27歳のリアル

2025.08.04



営業からコンサル・企画って、本当にいけるの?」

そんな不安や疑問を抱えていませんか?

  • 「営業しか経験がない…職種転換は難しいのでは?」
  • ・「転職したいけど、何が向いているのか分からない」
  • ・「これまでの経験を、どう活かせるか見えない」

この記事では、総合商社で4年間営業職として働いた27歳男性が、未経験から“コンサル・企画”職への転職に成功した実体験をもとに、

✔ 営業から異職種へ転職する際に大切な考え方
✔ 職務経歴書や面接でアピールすべき“強み”の見つけ方
✔ 実際に転職後にどう変わったか

を具体的に紹介していきます

1. 営業職としての実績はある。でもこのままでいいのか?

Mさん(仮名/27歳)は、MARCH卒後に大手商社に入社。法人営業として順調にキャリアを積んできました。

  • ・年収520万円(20代後半にしては悪くない)
  • ・大手顧客との商談や出張、提案資料づくりも経験
  • ・上司からの信頼も厚く、社内での評価も良好

けれど、ある時ふとこう思ったそうです。

「今のまま10年経ったら、どうなってるんだろう…?」
「今の業務を続けていて、市場価値は高まっていくのか?」

営業職に不満があったわけではない。それでも、将来を見据えたとき「このままでいいのか」というモヤモヤが拭えなくなっていきました。

2. 「営業しかやってきてない=武器がない」と思っていた

職種転換を考えたとき、Mさんが最初に感じた壁は「自信のなさ」でした。

  • コンサルや企画の求人は、スキルのハードルが高く見える
  • ・自分の経歴では、アピールできることが思い浮かばない
  • ・「未経験歓迎」と書かれていても、信用できなかった

実はこの悩み、多くの営業職の方が抱えています。しかし実際には、営業経験の中に“企画・コンサルにつながる力”が眠っていることが少なくありません。

3. 営業経験を“言語化”すれば職種転換は可能になる

Mさんが転職エージェントと一緒に行ったのは、経験の棚卸しと強みの再定義でした。

▶ 例えば、こんな経験

  • ・顧客の課題をヒアリングし、提案を“自ら設計”していた
  • ・上司や他部署や社外の関係者と連携してプロジェクトを推進していた
  • ・データをもとにわかりやすい改善提案を行い、社内資料として共有されるレベルの精度に

これらはすべて、以下のようなコンサルや企画職で重視されるスキルにつながります。

✔ 論理的思考力
✔ プロジェクト推進力
✔ 分析・改善提案スキル

4. 実際に転職して、何が変わった?

Mさんが転職したのは、事業会社の企画部門を兼ねるコンサルティング会社。現在は、クライアント企業の戦略立案や業務改善支援を担当しています。

転職後、Mさんが感じた変化は以下のとおり:

  • 「考えることが仕事の中心」になった
  • 自分の提案が“意思決定”に影響する喜びがある
  • 営業時代のコミュニケーション力・提案力がむしろ武器になっている
  • ・「やらされ感」ではなく、自分で組み立てて動かす感覚がある

「営業時代に“当たり前にやっていたこと”が、 コンサルに来たら“ちゃんと評価されるスキルだった”んですね」

5. 職種チェンジに悩んでいるあなたへ伝えたいこと

  • ・「未経験だからムリ」は思い込みかもしれません
  • ・大事なのは、“これまでの経験”をどう言語化するか
  • ・転職理由は“前向きな選択”として整理できる

まずは「この先どうなりたいか?」を考えてみてください。そのうえで、自分の中にある武器を見つけていきましょう。

✅ 今すぐできるアクション

  • ✅ 職務経験を「コンサル・企画目線」で棚卸してみる
  • ✅ 転職理由を“前向きな選択”として言語化してみる
  • ✅ 「求人を見る」ではなく「自己分析から始める」

最後に:あなたの経験には、想像以上の価値がある

どんな職種であっても、「自分が何をやってきたか」を”正しく”見つめ直すことが、キャリアの選択肢を広げてくれます。

Mさんのように、一歩踏み出すことでしか見えない景色もあります。

「未経験職種」への転職を考えているなら、その一歩を、今日から踏み出してみませんか?

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